牛革長財布 >> 牛革素材の種類


牛革素材の多様性。「年齢」「性別」「部位」による革素材の種類。

牛革長財布 革素材は、”加工方法””仕上げ方法”の違いによって、同じ皮原料を使用していても 「風情」「特性」が異なる革素材となるものです。中でも、”牛革”素材は、最も多様性 に富んだ素材であり、”加工””仕上げ”だけでなく、”年齢””性別””部位”によって も革の特性が異なり・・異なる種類の革素材を生み出す要素となっています。

ですから、普段あまり意識していないと、原材料が同じ”牛革”だとは気が付かない・・ そんな革素材が多数存在しており、それらを使用した革製品が多々存在しているのが 実情なのです。
ここでは、そんな”牛皮素材”の豆知識として、革素材の原料となる皮の種類に関して、 特性などをご紹介したいと思います。


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牛の皮採取部位によって異なる「牛革素材の種類」

同じ牛個体からでも、皮を採取する部位によって皮特性が異なるものです。 様々な革製の部品などは、その特性を上手く生かした使い分けがなされていたり します。

■背中部位の皮素材
革の中で一番繊維の密度が高く、繊維の緊密性が高いことから革素材としたときの”強度””耐久性” が最も高いものとなります。財布の表革として最適な革です。また、歪み・伸びなどにも強いのが特徴 となっています。


■腹中部位の皮素材
”柔らかさ”と”伸びやすさ”がある皮素材で、加工のしやすいのが特徴となります。 反面、シワや傷が多い皮素材となりますので、その特性を考慮した、使い分けがポイント となります。「背中部位」と比較すると強度に劣る革素材です。


■脚部位の皮素材
脚部分の皮素材は”強度”が高いのが特徴となります。 採取面積は狭いため、面材に使用しにくい素材となりますが、バッグの持ち手などの 強度が必要となる革パーツとして重宝されています。



牛の成長過程及び雌雄によって異なる「牛革素材の種類」

牛革素材は、牛の成長過程・雌雄の違いによって、”呼び名”が変化・・異なる革素材 として認知されています。これは、他の革素材では、あまり行われていない分類です。 長き歴史の中で、試行錯誤されてきた”牛革”ならではの特徴といえるのではないでしょうか。

■カーフ(cafe)
生後6カ月以内の仔牛の革。生後間もないため、日常生活の中で発生する傷が少なく、 赤ちゃんの肌のようなキメの細かさを持っている牛革素材です。 採取量も少なく、その美しさと併せて最高級牛革素材に位置づけられています。


■キップ(kip)
生後6か月から2年以内の牛の革。 表面の滑らかさ、キメの細やかさはカーフには劣りますが、 革に厚みがあり、カーフと比較して強度のある革素材となります。


■ステアハイド(steer hide)
生後2年以上の雄牛を生後3か月から6か月の間に去勢した雄の牛革です。 去勢することにより、牛同士での争いなどを削減・・皮に傷が残らないように と工夫を施したものです。最もベーシックな牛革素材となります。


■カウアハイド(cow hide)
出産を経験した生後2年以上の雌の牛です。 厚さやキメの細かさ、強度などは、キップとステアの中間的な皮素材であり ・・生産量も多く、利用頻度も多い牛革素材となっています。


■ハラコ(unborn calf)
死産になってしまった胎児や、生後間もない仔牛の革。 他の牛革素材と比較して、細かく柔らかい毛が密集しているのが大きな違いであり、 特徴となっています。 流通量がとても少なく、希少性の高い牛革素材です


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